ST-3 プライベートでSMは・・・。

        俺が隷奴モデルやSM系の写真を撮っているので、俺に調教されたいですというメールをもらったり
        プライベートでも縛ったり蝋燭プレイをしている人と思われているみたいで、先日屋外撮影後の
        夕食のときの話で、俺に撮影される前までは怖い人と思ていたと聞いて笑ってしまった。
        ある本で女性を縛る縄師のインタビューで、私はプロですのでプライベートでは縛りませんと
        答えていたのを読んだことがある。
        俺も写真を撮るとき意外、プライベートでは縄や蝋燭などを使った本格的なSMプレイはしない。
        ただいいSM写真を撮るためならハードなSMプレイの吊りや蝋燭はもちろんムチやFFのタチも
        プロの指導を受けやってきた。SMプレイはさぶの時代から隷奴Mを含めて200人以上の人を縛り等
        して写真を撮ってきたがカメラなしでのSMプレイは花縄のマスターに1度カメラなしでプレイをしてみたら
        といわれ、刺青を入れた若者相手に花縄のプレイ室でやってみたが俺はカメラなしでのSMプレイでは
        燃えないことがわかったのでプライベートのSMはその1回だけだ。

        プライベートではSMといっても最後は肌を触れ合いたいと思っている俺にとってソフトSMをからめた
        SM的SEXをしている。
        ある男を相手に選び、始めは緊縛や蝋燭プレイの写真も撮ったが1年掛けて俺のあらゆる攻めに感じ、
        そして俺の思うような奉仕をする理想のMにしあげようとSM的SEXプレイをしてきた。
        それはMの頭の髪の毛から足先まですべてを性感帯に開発することから始まる。
        俺はSEXプレイには亀頭攻めにオイルも、電マなどいろいろな道具はつかわない。
        オイルの代わりは俺の唾液と相手の先ばしり、道具の代わりに俺の唇・舌・歯・手つめが、縄や手枷など
        の変わりに俺の手が腕が、太ももが足がMのBODYをからめそしておさえ拘束し攻める。

        昨日その彼が来た。スタートから1年と2ヶ月がたった。
        
        Mと11時にいつものところで待ち合わせし早めの昼食をとりながらいろいろな話をする、そして部屋へ。
        部屋に入ると同時にプレイは始まる。
        言葉も交わさず服のまま椅子に座らせ、アイマスクで目隠しをする。
        そして晒し木綿の布手錠で手を肘掛に固定、両足を椅子の足に固定する。
        そのときもう俺の股間は硬くなっている。そしてMの股間も。
        俺の攻めにMの唇からあえぎ声と言葉が、体中の筋肉が震えて全身から感じているのがわかる。
        それが愛しくて俺のS心を燃え立たせ攻めさせる。
        そして手足の布手錠をはずし彼に奉仕をさせ、椅子での約1時間のプレイを終えてベッドへ。
        ベットでのプレイはいろいろなバリエーションがあるがその日によって変わる。
        SM的SEXで攻めてそして奉仕させて互いに何度もいきたいと言うのとめて、そして最後に2人がいって
        4時間ちかくのプレイが終わる。

        SM的SEXは縄も蝋燭もむちも道具も使わない、手や腕や足や太ももが縄や鎖や手枷足枷のように
        Mを拘束しあるときは手が鞭代わりに尻やペニスをスパッキングし、歯やつめが道具の変わりに肉や
        乳首を激しく責める、そして手のひらや指が唇や皮膚や息で優しく攻める。
        SM的SEXはあるときは肉食獣が草食獣を襲うときのようにあらあらしく、また吸血鬼が愛しい人ののど
        元から血をすうときのように痛める、あるときはガラス細工でできたBODYを抱くように指先にも舌や
        咬むときの歯にも全身系を使い繊細にやさしく攻める。
        SM的SEXはMの髪の先から足の先まで全身の性感帯に開発し、その性感帯をあるときは激しくやさしく
        そして強く弱くのリズムで互いにSタチ・Mウケ・Sウケ・Mタチに交互になりながら、BODYの自由を手足
        腕や太ももを使い身動き取れなくなるように拘束し乳首・ペニス・穴など2箇所や3箇所同時に攻めた
        あと、絡ませ押さえていた手足をほどき全身を自由にさせそしてまた拘束する。
        その繰り返しの連続で、あるときは1箇所を丁寧にじっくりと攻めてまた何箇所も同時に攻め
        3〜4時間休みなしでプレイする。
        それはSタチの俺にとって身も心も全て感覚にゆだねてエクスタシーを感じていく究極のプレイだ。
        そしてエクスタシーは射精するまで続く。

        射精をしたあとしばらくはその余韻に身をゆだね、そして互いに抱き合いながらたわいもない話をする。
        そしていつか話は途絶えMは俺の胸を枕に眠っている。
        俺も心地よい疲労感に包まれMの寝息を聞きながら眠りにはいる。
        目を覚ますと、部屋に差し込む日の光もよわくなり部屋も薄暗くなっている。
        Mはまだ寝ていて俺は彼の寝顔を見ている。そして「こっちへ、おいで」と抱き寄せる。
        顔の下で聞こえる彼の寝息を聞きながら、やさしく頭をなでながら部屋の闇を見ている。
        俺に全てをゆだねて腕の中で眠る彼の寝息を聞いている、その時が止まっているような時間が好きだ。
        
        以前彼に「花縄のマスターがどういう意味で言ったかわからないけど、佐武郎さんはやさしいね」と
        言われた
よと言うと、そういう俺がいいと言ってくれた。
        そして自分は縄や蝋燭ではないこういうSM的SEXが好きだなのだとわかったと言った。

        いつものようにレストランで食事をして8時頃、駅の改札口でMと握手して別れる。
        Mは振り返り胸のところで手を振る、俺も手を振り彼の背が消えるまで見ている。
        肌やプレイが会うMとめぐり合うことは難しい。
        最初は数回の調教写真で終わるはずが、もちろん初めのころからプレイはあっていたが彼と
        1年2ヶ月も続き、俺の理想のMになるとは思わなかった。
        
        白狐の会で鞭プレイをしたが、事前にSモデルに鞭の打ち方を指導したが動画撮影の本番でうまく
        いかなかったのでSモデルの変わりに俺が鞭を打った。
        打たれたモデルは空気が変わり俺の殺気を感じた。遠慮やとまどいのない鞭が快感で気持ち
        よかったと言った。
        隷奴撮影でも、最近は動画も撮るようになってカメラを三脚に固定し、蝋燭プレイなど本格的俺が
        調教的プレイをして撮影したりしている。

        仕事では激しいSMプレイをしているから、プライベートでは俺はやさしいSタチでいたい。
        俺のSMプレイには肌はもちろん心が触れ合い、Mに愛しいと思う感情が必要だから、
        やさしい俺がいいと言ってくれる彼を愛しいと思う。


         SM嗜好のある方はぜひSM的SEXを・・・。