8  佐武郎の紹介


私は写真学校を出た後、就職し数年勤めた後フリーになり仕事を始めました。
著名な写真家の会に所属し女性をテーマに作品(写真1・2)を制作し銀座のフジフォートサロンを
始めいくつかのフォトギャラリーで発表しました。
1998年、女性をテーマにした公募写真展に私が気にいって撮っていたモデルの作品2点を応募し、
1点は賞をもらいもう1点はその年の写真集の表紙を飾りました。翌年の1999年も作品1点を応募し
賞をもらいました。
そのあとプライベートで知り合ったボディビルダーにモデルになってもらい男をテーマに写真を撮り
始めました。

雑誌「さぶ」のグラビアを撮り始めたきっかけ

男の絵を描くのが好きで、20代のころはゲイ雑誌「アドン」のグラビアに作品を何点か載せてもらったことがありました。
1999年に描きためていた絵を、私の名前と同じで三島剛の男絵が好きでよく見ていたゲイ雑誌「さぶ」に載せてもらえない
かと絵を持って編集部をたずねました。編集長と雑談の中で写真学校を出たと話すと、男の写真を撮っていますかと聞かれ、
撮っていると話すと作品を見せてもらいたいと言われ、後日ボディビルダーで撮った印画紙に焼いたモノクロの作品を数点
持って行きました。
見て頂いた後、この写真をグラビアで紹介したいという話になり、モデルの体毛を強調しシャツを濡らして撮った写真数点が、
1999年10月に「濡れ衣」(写真3)というタイトルで初めて「さぶ」のグラビアで紹介されました。次の11月に手錠をして破れた
ケツわれで血のりをつけたりし拘束イメージで撮った写真数点が「囚」(写真4)と言うタイトルで載りました。12月にスパッツで
勃起したペニスを強調して撮った写真数点が「スパッツ」(写真5)と言うタイトルで載りました。
2000年からは雑誌に載ったモデル応募で送ってきた写真や面接した方からモデルをお願いして男写真を撮り始めました。

初めての個展「佐武郎写真展」をBIG GYMギャラリーで。

2000年10月に上野のBIG GYMのギャラリーで初めての写真の個展「佐武郎写真展」を開催。(写真6)
「さぶ」のグラビアを見てくれていたBIG GYMからお話を頂いてそれまで撮った写真から選んだ写真数十点を展示。
会場では数種類のポストカードを販売した。

「さぶ」で読者M参加グラビア隷奴シリーズをスタート。

「さぶ」で隷奴シリーズがスタートしたきっかけになったのは、モデル応募してきたある若者との出会いでした。
それまで私は、三島剛の緊縛された男絵に魅せられて緊縛を始めていましたが、SMの世界はあまり興味がなかったので
ほとんど知りませんでした。
面接でその若者と話した時、僕はMなんですと告白されました。SMの世界の話や自分はどんなプレイ願望があるかなど
聞いて真正Mの存在を知り、隷奴シリーズを始めることにしました。Mカルテを考えて作成しそれに書き込んでもらいS役を
用意して、そのMカルテにそってSMプレイをさせながら撮影し隷奴1号が誕生し隷奴シリーズがスタートしました。
2回目からは隷奴Mモデルに応募してきた真正Mさんを撮影し読者M参加グラビアの隷奴シリーズが続きました。(写真7)

2回目の個展、佐武郎写真展「祭りと六尺」をBIG GYMぎゃらりーで。

2001年8月にBIG GYMからのお話で祭りと六尺をテーマで2回目の佐武郎写真展「祭りと六尺」を写真数十点を展示し
BIG GYMギャラリーで開催した。(写真8)

雑誌「G−men」のグラビアを撮り始める。

個展をした後にG−menからグラビア写真の撮影のお話を頂きましたが、まだ「さぶ」のグラビアを撮っていたのでお断り
しましたが、「さぶ」が廃刊になってから、またお話を頂いて、2002年11月若いモデルを着物で撮った写真が「一瞬の夏」
と言うタイトルで初めてG−menのグラビアに載り、それからG−menのグラビアを撮り始めました。(写真9)

「G−men」のグラビアでBODYシリーズがスタート。

2003年1月のグラビアに男の鍛えられたいろいろなモデルのBODYの写真数点を「雄体」というタイトルで載りました。(写真10)
これからBODYシリーズがスタートし不定期で鍛えられたBODYのセレクトした写真をグラビアに載せることになりました。

SM専門雑誌「SM−Z」・SUPER SM−ZでSM写真を本格的に撮り始める。

2003年1月SM専門雑誌の「SM−Z」が発刊されることになり、グラビア写真を頼まれてこれからモデル集団で屋外での
緊縛や白狐の会を主宰したりして本格的にSM写真を撮り始めました。
グラビアに載った1回目は若いMで早朝の上野の忍ばずの池のハスの花を背景に撮影した写真を「久遠」と言うタイトルで
載せました。(写真11)
それと同時にさぶの隷奴シリーズを復活させました。
隷奴1号はラグユニで早朝の発展場のSのグランドで撮影して書かれたMカルテと一緒に載せました。(写真12)
2004年12月に「SM−Z」がリニュ―アルされた「SUPER SM−Z」が発刊されました。
その初めてのグラビア写真は編集長からの依頼で写真集のタイトルになった人気モデルでの緊縛写真を依頼されて撮影
した写真が載りました。(写真13)

サイト「佐武郎の男写真の世界」をオープン。

2006年11月に自分のサイト「佐武郎の男写真の世界」をオープンし作品を発信し現在に至ります。


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